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公園昆虫記

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それぞれの冬越し

アカボジゴマダラ
↓2012年11月24日。善福寺公園。
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善福寺の観察会の方が見つけたもの。エノキの枝への同化の仕方がお見事。

↓2012年12月13日。井の頭公園。
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背中の4対の突起のうち1対が欠けているように見える。

ゴマダラチョウ
↓2012年12月2日。善福寺公園
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こちらも善福寺観察会の方が見つけたもの。

↓2012年12月13日。井の頭公園
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エノキの根元にいたが、葉はエノキではない。
背中の突起が4対あるように見えるが、2対目は突起ではないのだろう。
尾端は開いている。

ヨコヅナサシガメ
↓2012年11月20日。井の頭公園。
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あいかわらず、健在。

コミミズクの幼虫
↓2012年12月7日。井の頭公園。
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以上幼虫越冬。

オオカマキリの卵鞘
↓2012年11月24日。善福寺公園。
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↓2012年12月13日。井の頭公園。
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オオカマキリは目線の高さぐらいのところに卵鞘を産む。
卵越冬だ。

クヌギカメムシの産卵
↓2012年12月1日。井の頭公園。
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クヌギカメムシの卵は2月ごろ孵化するので、卵・幼虫越冬だと言える。

クサカゲロウの仲間
↓ヤマトクサカゲロウ。2012年11月24日。井の頭公園。
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↓カオマダラクサカゲロウ。2012年12月13日。井の頭公園
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それぞれ、成虫越冬だ。
成虫越冬のものでは、テントウムシの仲間も目にする。

蛹越冬のものは、なかなか見つからない。見つかりにくいところで蛹化するからだろう。

観察中のアオスジアゲハの幼虫は、未だ蛹化せず、寒さで弱ってきているがまだ生きている。
しかし、たぶん、蛹化までは至らないだろう。
by 2008oharu | 2012-12-13 21:33 | その他の昆虫 | Comments(2)
Commented by みき♂ at 2012-12-14 02:38 x
こんにちは。
ミミズクは裏高尾方面の林道で見たことがありますが、コミミズクはまだ見たことがありません。
今度探してみます。
Commented by おはる at 2012-12-14 10:07 x
みき♂さん、コミミズクは毎年井の頭で見ています。成虫より幼虫の方がよく見かけます。
クロオビフユナミシャクが出ていました。