今年見た初見蛾で今まで取り上げなかったもののなかからいくつかをピックアップ。
↓アオフトメイガ 2013年7月21日 石神井公園
Aさんが見つけたもの。食草などははっきりしないが、緑がきれいに入った蛾だった。
↓トビイロリンガ 2013年9月7日 井の頭公園
こんなに目立つ色合いなのに、今まで見たことがなかった。井の頭公園では、まだまだ未見の蛾がたくさんいるのだ。
↓キスジツマキリヨトウ 2013年8月26日 井の頭公園
食草はイノモトソウなど。マダラツマキリヨウトウによく似ている。調べたら、幼虫もそっくり。
↓ハジマヨトウ 2013年7月26日 井の頭公園
トイレの上の方にいたのを、お仲間が見つけた。
↓ヨツモンキヌバコガ 2013年7月13日 井の頭公園
小さいのでよく撮れなかったが、キヌバは絹翅なのか、なかなかシックできれいな蛾だった。
↓ナカジロハマキ 2013年7月27日 井の頭公園
これもお仲間が見つけたものだが、とても小さい。鳥の糞に擬態なのか。
↓キシタギンウワバ 2013年8月8日 入笠湿原
この蛾はたくさんいて、蝶といっしょに盛んに吸蜜活動していた。
その他にも小さな蛾が何種か吸蜜活動をしていたのだが、名前がまだわからない。
★クロメンガタスズメの幼虫 2013年11月26日 井の頭公園
成虫は2年ほど続けて見つけたのだが、その後見つからず、幼虫も見つからなかったので、偶発的なものかと思っていたが、こうして幼虫が見つかったので、井の頭でもかなり確実に繁殖しているようだ。
その他、高尾方面で見た蛾や、特に特徴もない蛾、名前が判明していない蛾など、初見の蛾は数多く見ている。また別の機会にピックアップしたい。
おまけ:
↓トゲナナフシ 2013年11月3日 井の頭公園の外れ
別の蛾を撮影しているとき、お仲間が見つけた。初め「トビナナフシがいる」と言われたが、よく見ると色や形が違う。とてもトゲトゲしているので、「トゲナナフシ」と冗談で言ってみたら、本当だった。
これで、井の頭には、ナナフシモドキ・トビナナフシ・トゲナナフシの3種のナナフシの仲間がいることがわかった。