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公園昆虫記

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シロオビフユシャクとクロバネフユシャク

12月中にMFで見たフユシャクは、
クロスジフユエダシャク(♂・♀)・チャバネフユエダシャク(♂・♀)・イチモジフユナミシャク(♂・♀)・ウスバフユシャク(♂のみ)・クロオビフユナミシャク(♂のみ)・クロバネフユシャク(♂のみ)・ナミスジフユナミシャク(♂)のみという状況で、数も少なかった。

1月に入っても、例年ならウスバフユシャクの交尾ペアなどが「またいた」というぐらい見つかるのだが、今年はやはり数が少ない。

シロオビフユシャクも例年は多い時期なのだが、今年はやっぱり見つからない。そんな中、シロオビのメスらしき個体は見つかった。

2016年1月10日
シロオビフユシャクとクロバネフユシャク_d0146854_18175552.jpg

2016年1月13日
シロオビフユシャクとクロバネフユシャク_d0146854_1818557.jpg

一方、クロバネフユシャクのオスは、12月に見て以来、ぽつぽつと目につく。
これは、13日に見た翅が不自然な状態になっている個体。
シロオビフユシャクとクロバネフユシャク_d0146854_182081.jpg

1月21日には、羽化中の個体がいたので、シロオビかクロバネか確かめようとしばらく観察していたが、結局1時間以上経ってから見にってもまだ表の翅が見られず、諦めた。

透けて見える表翅の感じから、やはりクロバネのように思える。
2時6分の様子
シロオビフユシャクとクロバネフユシャク_d0146854_18231739.jpg

3時18分の様子
シロオビフユシャクとクロバネフユシャク_d0146854_18233022.jpg

そして、1月28日、クロバネフユシャクのペアが見つかった。
シロオビフユシャクとクロバネフユシャク_d0146854_1825104.jpg

交尾後に離れた状況だと思われる。
やはりメスの腹先の毛は黒っぽい。

というわけで、今季はシロオビフユシャクのオスがまだ見られていない。
by 2008oharu | 2016-01-29 18:27 | | Comments(0)