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公園昆虫記

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丘陵地の春

地元では相変わらず、フユシャクも見られないし、チョウも飛ばない。
そこで、3月10日、一足先に春が来ている丘陵地へプチ遠征(例によってヘムレンさんとみき♂さんにお供して)。

ベニシジミ

日当たりのよい斜面では、すでにベニシジミが数頭羽化して活動していた。
それもいきなり交尾シーン。

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吸蜜シーンも。
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新生ベニシジミの春型は美しい。
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モンキチョウ

新生モンキチョウはすでに見ているが、ここでも2頭ほど飛んでいた。
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ビロードツリアブ
チョウではないが、春を告げるアブのスプリングエフェメラル、ビロードツリアブも期待通り飛んでいる。
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トイレには、これも春の蛾、アトジロエダシャク
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スジグロシロチョウの蛹が2個、もうすぐ羽化しそうだ。
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アカボシゴマダラの幼虫も新芽の展開を待ち望んでいる。
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そしてコナラの枝には卵が。
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初めアカシジミの卵ではないかと思われていたが、ムラサキシジミではないかという意見も聞かれた。
卵はあまりにも小さくて、私のカメラTG-4では形から判別できるようには撮れない。
時期としては、卵越冬のアカシジミがふさわしいと思うのだが、成虫越冬のムラサキシジミだとしたら、孵化しなかった卵ということか。私にはなんとも判断できない。

地元の公園にも早く春が来てほしいものだ。




by 2008oharu | 2017-03-12 22:17 | | Comments(0)