2017年 06月 16日
オトシブミ・チョッキリ2017 その2

わりとどこででも見られるオトシブミのようで、低山地や丘陵地へ行けば、揺籃づくりの様子も観察できる。今年もあちこちで作業中のオトシブミを見た。
5月7日に見た交尾ペア


(こういう細かい作業を見るには、やはり写真が有効だ。)
今まで観察して分かった揺籃づくりの工程を、これもスライドショーにまとめてみる。
https://youtu.be/k_OMwC3FXmg
ところで、ゴマダラオトシブミを観察したクリ林で、カシルリオトシブミとそっくりな揺籃の切りあとが見つかった。さらに観察していると、揺籃づくりの最中も見られた。

初めは、クリではこのような作り方をするのかと思ったが、家に帰って「オトシブミハンドブック」を参照してみると、どうやらナラルリオトシブミのようだ。
カシルリオトシブミは「カシ」と名がついているが、「カシ類を巻くことはまれ。」とあった。名前の付け方に納得がいかない。