8月中旬の高原で見たミドリヒョウモンのメス
ミドリヒョウモンは6月中旬ごろ新生個体を目にする。時には地元でも見られるが、今年は遠征先の栃木県で初見した。
人工物に止まっていて、写真としてはつまらないが、記録のために撮る。
その後、ミドリヒョウモンは高原へ移動するのか、あるいは平地のどこかで夏眠することがあるのか、平地では姿が見られなくなる。そして夏の高原へ行くと、ヒョウモンチョウの中で一番目につくのはミドリヒョウモンだ。
7月中旬のミドリヒョウモンのオス
この地で羽化したのか、まだ傷も擦れもないきれいな個体だ。
そして、8月中旬
まだまだたくさん見られるが、少し翅が傷んだり、擦れたりしている個体も増える。
9月初旬
かなりぼろぼろ。
メスにアタックしたり、オス同士であらそったりで傷んでいくのだろう。
9月中旬、地元の公園に数頭のミドリヒョウモンが現れた。
上がオスで下がメス。模様が擦れすぎていて、よく見ないと判別できないものや、翅が半分しかないものもいた。
過去には、メスが産卵しているのも見たことがある。
地元で産卵した記事はこちら
http://parkinsect.exblog.jp/21130395/ミドリヒョウモンは高原などに行くとあまりにたくさんいて敢えて写真を撮らずスルーしてしまうことも多いが、その生活史は興味深い。