正月も後半になってしまった。大した写真も撮っていないのでなかなか気がのらないが、いくらなんでもそろそろ更新しないと…。
昨年末最後に現れたのはナミスジフユナミシャクのオスだったが、正月もまずはナミスジフユナミシャクでスタート。
1月2日、オスは建物の壁に、メスは木柵で見つかった。
次の日も同じような場所でオスとメス
という具合に観察した日はだいたいいつもどこかにナミスジフユナミシャクが見つかる。
この3日に見つけたオスは、6日にも同じ場所にいた。向きが少し変わっている。
同じ場所で少し動いただけなのか、夜に活動して、また元の場所に戻ったのか。飛べないメスはともかく、オスも同じ場所に何日か居続けることが多いのが不思議だ。
その後もオスはだいたい建物内、メスは木柵や擬木柵にいることが多かった。
ナミスジフユナミシャクの交尾は夜に行われるのだろう。昼間にしか観察したことがないので、交尾は見たことがないが、産卵しているのはときどき見る。
今年は13日に産卵しているメスを見た。
ただし、産卵場所は擬木柵。本来は幼虫の食樹に産卵するのだと思う。
二日後の卵。擬木柵に産み付けられた卵はたいてい鳥か何かに食べられてしまって孵化まで観察できたことはない。今年はどうなるだろうか。
ナミスジフユナミシャクのピークはそろそろ終わり。今はウスバフユシャクなどが全盛だ。
ということで、遅ればせながら今年もよろしくお願いします。