この冬、私が初めてウスバフユシャクを目にしたのは1月6日のこと。例年より少し遅いような気がするが。
下は桜の木の根元で羽化したての個体。
13日、交尾後のペア
19日にも交尾後と思われるペア
フユシャク亜科の仲間は、昼間でもこ交尾中のペアが見られることが多い。
フユシャク亜科の仲間のメスは、単独でいるとなかなか識別ができないが、交尾中であれば間違いはないはずだ。
16日にはウスモンフユシャクのペアも見た。
交尾初期は、メスがオスの翅の下に隠れていることが多く、見落としやすい。上は少し見え始めているのでわかる。
同一ぺアをメス側に焦点を当てて撮ってみる。あまり特徴はわからないが。
19日にも交尾ペアがいた。
こちらは交尾後半で、メスの体がかなり現れてきている。
クロテンフユシャクは15日に発見
20日にも見つけた。
交尾ペアはまだ見つからない。
最後に、クロバネフユシャクの交尾ペア(19日)
クロバネフユシャクを見たのは久しぶり。
メスの方に焦点を当てる。
シロオビフユシャクのメスに比べて、やはり黒っぽい。
このメスはまるまるしていて、卵をいっぱい持っていそうだ。
平地で見られるフユシャク亜科には、他にホソウスバフユシャクというのがいるらしいが、私は未だ確認できない。後半に出てくるそうなので、今年も注意して見ていきたい。