7月半ば、アラスカのアンカレッジに鳥見旅行に行った。例によって、鳥見の間に目にした昆虫の写真も撮った。
夏のアンカレッジは蚊が多いと聞いていた。
確かに蚊は多かったが、日本の蚊ほど刺されて辛いというほどではなかった。
それより、蚊を捕食しているらしいトンボがたくさんいるのに驚いた。
ヤンマ
ヤンマらしくなかなか止まらないが、地面にぴたっと止まることが多いのはヤンマらしくない。
上は珍しくヤンマらしいぶら下がり。
日本の図鑑で調べてみると、ルリボシヤンマ属、マダラヤンマに似ている。
こちらは、カメラを持っていないときに現れたメスタイプ。携帯で撮ったのでやはり画質が悪い。
こちらはちょっと斑紋が違うような気もするがどうだろうか。
イトトンボ
ブルーが鮮やかなイトトンボもたくさんいた。ルリイトトンボに似ている。
平地ではあるが、緯度が高いところなので、日本の高地にいるようなトンボと似ているのかもしれない。
そうえいば、ヤナギランがたくさん咲いていた。
アオイトトンボの仲間
日本のアオイトトンボの仲間では、エゾアオイトトンボあたりに似ているような気もするが。
チョウ
ヤナギランなどがたくさん咲いていたにもかかわらず、チョウはほとんど見られなかった。
写真は、ホテルの植栽の花に止まったもの。コヒオドシに似ている。
あと1種、ミスジチョウの仲間に見えるチョウが飛んでいたが、写真には撮れなかった。
また、蜂も高原でよく見かけるオオマルハナバチに似ている蜂が多かった。