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公園昆虫記

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木遁の術

昆虫のカモフラージュにはよく驚かされる。
外国の有名な昆虫の例(コノハムシなど)にも驚かされるが、
身近な公園の片隅の小さな昆虫たちも、なかなかの技をもっているものが多い。
木遁の術者の例を。

↓コブスジサビカミキリ 玉川上水縁にて。2008年5月5日。
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何かに警戒すると、長い触角を体に沿わせて、さらに木片化する。ちょっと写真はぼけたが。
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↓ツマキシャチホコ 善福寺にて。2006年7月1日
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種類はカミキリムシと蛾という違いあるが、木片そっくりのカモフラージュは見事ではないか。

↓キノカワガ 井の頭にて。2008年2月16日。
木遁の術_d0146854_10325299.jpg


こちらは名前もずばり木の皮蛾。
by 2008oharu | 2008-05-11 10:42 | 総合 | Comments(1)
Commented by クプクプ at 2008-05-11 21:09 x
おはるさん、こんばんは。今回はおはるさんに対してのコメントではなくて、もっと初心者の方に対してのコメントです。何かヒントになればと思いまして。
昆虫に擬態には大きくわけて二つありますよね。ひとつはほかの昆虫に姿を似せる「擬態」。英語ではミミクリーといいます。もうひとつは鳥の糞や植物に姿を似せる「隠れ擬態」。英語ではカムフラージュといいます。何が申し上げたいかというと、擬態に関しては英語の表現の方がわかりやすいということです。擬態と隠れ擬態ではぜんぜん違いますからね。それでは「公園昆虫記」の今後に期待しています。