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公園昆虫記

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スプリング・エフェメラルを求めて ミヤマセセリ

早春の蝶の一つ、ミヤマセセリは今まで見るチャンスがなかった。
昨年もトライしたのだが、時期が合わなかった。
今年こそはとネットで情報を探し、そろそろ出ているはずと3月30日に行ってみた。
しかし、見られたのは、成虫越冬チョウばかり。
そして、昨日平地性のツマキチョウが一斉に羽化したので、
今度こそと今日も行ってみた。
初めは蝶の影がほとんどなかったが、コツバメを見られて、一気にテンションがあがる。
そして、次にコツバメかなとカメラを向けたら、ミヤマセセリだった。

↓ミヤマセセリのオス。2009年4月8日。裏高尾方面
スプリング・エフェメラルを求めて ミヤマセセリ_d0146854_22294732.jpg

人が撮った写真を見ると、たいていダイミョウセセリのように翅を広げているものが多い。
こういう止まり方が特徴なのかなと思っていたが、そうでもない。

↓セセリチョウ止まりのミヤマセセリ。同日同場所
スプリング・エフェメラルを求めて ミヤマセセリ_d0146854_22322685.jpg
スプリング・エフェメラルを求めて ミヤマセセリ_d0146854_22323647.jpg

あと、なんとか裏翅も撮りたいといろいろ挑戦。

↓ミヤマセセリの裏翅。
スプリング・エフェメラルを求めて ミヤマセセリ_d0146854_22323117.jpg
スプリング・エフェメラルを求めて ミヤマセセリ_d0146854_22324154.jpg

満足できる写真ではないが、初撮りなので、よしとする。

↓こんなぼろぼろの個体もいた。
スプリング・エフェメラルを求めて ミヤマセセリ_d0146854_22351169.jpg


ミヤマセセリは年1化。幼虫越冬で、幼虫の食樹はブナ科のコナラやクヌギだそうだ。
枯れ葉似ついて地面で越冬するのだろうか。いつ、どんな時点で蛹になるのだろう。
疑問はたくさんある。
by 2008oharu | 2009-04-08 22:40 | | Comments(0)