早春の蝶の一つ、ミヤマセセリは今まで見るチャンスがなかった。
昨年もトライしたのだが、時期が合わなかった。
今年こそはとネットで情報を探し、そろそろ出ているはずと3月30日に行ってみた。
しかし、見られたのは、成虫越冬チョウばかり。
そして、昨日平地性のツマキチョウが一斉に羽化したので、
今度こそと今日も行ってみた。
初めは蝶の影がほとんどなかったが、コツバメを見られて、一気にテンションがあがる。
そして、次にコツバメかなとカメラを向けたら、ミヤマセセリだった。
↓ミヤマセセリのオス。2009年4月8日。裏高尾方面
人が撮った写真を見ると、たいていダイミョウセセリのように翅を広げているものが多い。
こういう止まり方が特徴なのかなと思っていたが、そうでもない。
↓セセリチョウ止まりのミヤマセセリ。同日同場所
あと、なんとか裏翅も撮りたいといろいろ挑戦。
↓ミヤマセセリの裏翅。
満足できる写真ではないが、初撮りなので、よしとする。
↓こんなぼろぼろの個体もいた。
ミヤマセセリは年1化。幼虫越冬で、幼虫の食樹はブナ科のコナラやクヌギだそうだ。
枯れ葉似ついて地面で越冬するのだろうか。いつ、どんな時点で蛹になるのだろう。
疑問はたくさんある。