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公園昆虫記

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ヒゲナガオトシブミ

裏高尾の林道。アブラチャンと思われる樹木にて。
ヒゲナガオトシブミが揺り籠を作り終えていた。
私が見たときには、作り終えた揺り籠で交尾中。

↓ヒゲナガオトシブミの交尾。2009年5月11日。裏高尾。
ヒゲナガオトシブミ_d0146854_0142384.jpg

その後、オスはさっさと移動。メスは揺り籠を切り離しにかかる。

↓揺り籠の根元を切るメス。
ヒゲナガオトシブミ_d0146854_016184.jpg

↓切り離された揺り籠を見ているようなメス。落ちた揺り籠。
ヒゲナガオトシブミ_d0146854_0163084.jpg
ヒゲナガオトシブミ_d0146854_0164130.jpg


もう少し早く気がつけば、メスがオトシブミを作っているところが見られたはず。
そして、オスがそのときどこにいて、いつ交尾を始めたのかも観察できただろう。
その後の行方をしばらく見ていたが、次の揺り籠を作り始めるにはまだ時間がかかりそうなので、
残念ながら、その場を離れた。

都市公園では、もっぱらエゴツルクビオトシブミばかりで、揺り籠は落とされない。
ぷっつり落とす瞬間が見られたのはよかった。
by 2008oharu | 2009-05-13 00:22 | 甲虫 | Comments(0)