カメムシ・シリーズ。
最近であったカメムシの幼虫。
↓シマサシガメの弱令幼虫?2009年7月3日。玉川上水縁。
初めは、キバラヘリカメムシの幼虫かと思った。
しかし、キバラヘリカメムシは胸の辺りが黄色いし、頭の感じが違う。上はいかにもサシガメの形だ。
幼虫時代に黄色くなるサシガメで思いつくのはシマサシガメなのであるが、なかなか画像のような幼虫はヒットしない。それでも検索しまくって、やっと似たような画像に行き当たった。その説明も、「シマサシガメの幼虫らしい。」とある。でも可能性は高いだろう。
↓シマサシガメの幼虫② 2009年7月4日。井の頭
こちらは、シマサシガメの特徴である脚の縞々もはっきりでているので、たぶん合っていると思う。
シマサシガメの成虫は、ヨコヅナサシガメの成虫と似ているのだが、この脚に縞々があることと、大きさが小さく、少し細身であることから、違いはわかる。
↓シマサシガメの成虫。2009年6月6日。井の頭
シマサシガメはヨコヅナサシガメの幼虫と違って、群れてはいず、どちらも単独で見つかった。その生活史も実はあまりよくわからない。
追記:
今日、ネット・サーフィンをしていたら、私が見つけた二つの幼虫とそっくりの画像に行き当たり、それは「オオトビサシガメ」の幼虫だと記されていた。
さらにリンクを辿っていくと、オオトビサシガメを飼育した方の写真に行き当たり、かなり確からしい。
オオトビサシガメはサシガメの中でもかなり獰猛なたぐいで、人間も刺されると相当痛いそうだ。
↓オオトビサシガメの成虫。2008年9月21日。井の頭。
なので、上に記載した2匹の幼虫は、どちらもオオトビサシガメの幼虫らしいと訂正。
ま、サシガメだろうという予想だけは当たっていた。
もう一つ、最近見つけた幼虫。
↓ウズラカメムシの幼虫。2009年7月4日。井の頭
ウズラカメムシの成虫は何度も見てきているが、幼虫は初めて。
↓こちらは、同場所の成虫と幼虫
成虫もけっこうユニークな形をしている。イネ科の植物を食べるようだ。
この場所にはたくさんウズラカメムシがいた。