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カテゴリ:甲虫( 72 )

エゴノキの実がまるまると太ってきているので、もしやと牛面を探していた。
7月3日、ついに発見。

↓エゴヒゲナガゾウムシ。井の頭公園
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しかし、この日はこのオス1匹だけだった。

今日また同じエゴノキをチェックしてみると、3匹いた。
↓2010年7月7日。
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どれもオスのようだ。
下の写真はエゴノキの実を食べているところか。
それにしても、エゴヒゲナガゾウムシは、どうやって羽化の時期を知るのだろう。
エゴノキの実が食べごろ、産卵しごろになったことを、どうやって感知するのだろう。

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オスの顔を前からつくづく見ると、横に突き出た目の位置が後ろを向いているように見える。
顔の方はのっぺらぼうみたいで、前が見えるのだろうか。
この突き出た目はどんな役割を果たしているのだろう。
疑問が次々と湧いてくる。

メスのほうがやはり後から羽化してくるのだろうか。
これからまたエゴノキから目が離せなくなる。
by 2008oharu | 2010-07-07 22:20 | 甲虫 | Comments(4)

ゴマダラカミキリだらけ

多摩川上流の河原にて。
ゴマダラカミキリがたくさん目に付いた。

↓ゴマダラカミキリ。2010年6月24日。多摩川上流の河原。
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ゴマダラチョウは年2化で、1化目の羽化期なのだろう。
50種以上の樹木を食べる多食性で、特に蜜柑や栗、イチジクなどの果物を栽培する農家にとっては、害虫だ。

↓さっそくお食事中だろうか。
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↓羽化失敗個体?
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下の翅が丸まっている。
あちこち飛んではこのようにうまく留まりきらず、また移動するという行動をくりかえしていた。
ちょっとしたダメージでも、やはりうまく生きていくのは難しいのだろう。
by 2008oharu | 2010-06-27 11:46 | 甲虫 | Comments(0)

その後のオトシブミ

これこそ、ルイスアシナガオトシブミ!
↓ルイスアシナガオトシブミ。2010年6月17日。裏高尾林道
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前中腿節が太くなっているので間違いないだろう。
ウスアカオトシブミと比べると、かなり小さい。(体長4.4-6mm)
この個体は後翅がうまくたためないのか、翅を開いたり閉じたりして動き回っていた。

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揺籃はケヤキ・ハルニレ・ミズメにつくるとある。
ケヤキなら近所にもたくさんあるので、注意しておこう。

そして、ウスアカオトシブミの揺籃
やはり以前に見た薄茶色のオトシブミは、ウスアカオトシブミだったにちがいない。
大きさが全然違う。6.5-7mmとあるが、とても大きく感じた。
アジサイ系の葉で揺籃を作っているところだったが、揺籃もかなり大きい。
このオトシブミはきわめて広食性とある。

↓揺籃をつくるウスアカオトシブミ。2010年6月17日。裏高尾林道
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↓主脈を切る。切ってもつながっているので落ちない。
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以前見た落下揺籃の謎はまだ解けないが。

ヒメコブオトシブミも揺籃を作っていた。
↓揺籃を作るヒメコブオトシブミ。同日同場所。
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↓大きな葉で作業中。
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こちらは、イラクサ系。
以前に成虫だけは何度か見たが、揺籃づくりをしているところを見たのは初めて。
体の大きさの割には、揺籃はとても大きい。
イラクサ系の葉にはあちこちにたくさんの揺籃が作られていたので、このオトシブミは今が旬なのかも。

「オトシブミ・ハンドブック」にはコブオトシブミとあるが、多くの資料にはヒメコブオトシブミと書かれているので、ヒメコブオトシブミとした。

アブラチャンにはまだ何匹かヒゲナガオトシブミも見られたが、すでに旬はすぎている感じだった。
by 2008oharu | 2010-06-19 09:06 | 甲虫 | Comments(4)

オオトラフコガネ

「高尾山の自然図鑑」という本を持っている。
ときどきその昆虫のページでまだ見ていない種を眺め、いつごろ、どんなところに居るのだろうとチェックしている。
見たいと思って探してもなかなか見られないことが多いが、忘れていたころに偶然で出合ってうれしい思いをすることもある。
今回はこれ。

↓オオトラフコガネ。2010年6月17日。裏高尾の林道にて。
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この日はあちこちで3個体に出会った。旬だったのだろう。

体長は12~15mm。模様がきれいなこと、触覚が立派なことが魅力だ。
5~6月限定のコガネムシらしい。
by 2008oharu | 2010-06-18 11:06 | 甲虫 | Comments(2)
ゼフィルスを見た公園で、お昼を食べていた時、目の前の地面で何かが動いた。
緑色の光るものが落ち葉にからまるようにもぞもぞ動いている。
あわててカメラを手に取り、撮ったときにはすでに全身がほぼ見えていた。

↓ハナムグリ。20101年6月11日。
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アオハナムグリかシロテンハナムグリあたりだろうと思うが、よくわからない。
土の中で羽化して、このように出てくるのだろう。
初めて遭遇した。
この写真を撮ったすぐあとに、元気よく飛んでいった。

甲虫つながりで、最近の甲虫たち。
↓アカガネサルハムシ。2010年5月30日ー31日。玉川上水縁
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ブドウやエビヅルを食べるらしい。きれいなハムシだ。

↓ヒゲコメツキ。2010年5月30日。玉川上水縁
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触覚がなかなかすごい。

↓謎のゾウムシ。2010年5月30日。玉川上水縁
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マユミの葉を食べていた。写真に撮ってあとで調べれば名前はわかるだろうとたかをくくっていたのだが、似たような姿のゾウムシが多すぎること、特にマユミにつくというゾウムシはいないことなどから、謎のまま残ってしまった。

アオカマキリダマシ。アオハムシダマシ。2010年5月17日小下沢林道。2010年5月21日。小峰公園
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金色に光る姿が目に入って気づいた。

追記:
アオカミキリモドキはこちらのはず。
↓2010年5月30日。玉川上水縁。
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甲虫も数が多いので、何か特徴がはっきりしているものでないと、きりがない。
by 2008oharu | 2010-06-13 00:15 | 甲虫 | Comments(7)

チョッキリ2種追加

・グミチョッキリ
お仲間から、グミの実につくグミチョッキリが見られると連絡があり、行ってみた。

↓グミチョッキリ。2010年6月7日。井の頭公園
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↓グミの実の上で交尾中。
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3-4mmの小ささで、かなり敏感。上のほうに留まっていて撮りにくかったり、近づくとすぐ落ちるようにして逃げてしまうので、よい写真は撮れない。
年1回晩春に出現し、実に産卵。土の中で蛹になり羽化するそうだ。
残念ながら実に穴を開ける様子も産卵の様子も見られなかった。

・クチナガチョッキリ
ネットで調べものをしていたとき、ヒイラギナンテンに来るチョッキリがあることを知った。
今ヒイラギナンテンの実は最盛期。さっそく調べてみたら、見つかる。

↓クチナガチョッキリ。2010年6月9日~10日。井の頭公園。
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口吻の先がかなり大きく丈夫そう。

↓ヒイラギナンテンの実に穴を開けている。
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穴はかなり大きい。産卵の様子は残念ながら見られなかった。

↓交尾中
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こちらは4-5mm。
よくさがすとかなりの数が見つかるし、ヒイラギナンテンの実にはたくさん穴があいているので、数が多いチョッキリなのかもしれない。

↓一枝に3匹居る。
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↓この2匹は何をしているのだろう。
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色がなんとなくヒイラギナンテンの色に似ている。
やはり土の中で蛹になり、羽化する。年2化で、夏と秋に出現するようだ。
秋にはアオツヅラフジの実にも産卵するらしいので、忘れないようにチェックしてみよう。
アオツヅラフジの実も色が似ている。
by 2008oharu | 2010-06-11 09:50 | 甲虫 | Comments(0)

オトシブミを求めて ④

「オトシブミを求めて」シリーズの続き。
あきる野市方面へ2回行ってみた。
この辺りにはイタドリが群生している場所が多い。
そこで待望のドロハマキチョッキリをついに見つけた。

↓ドロハマキチョッキリ。2010年5月28日。あきる野市
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これは残念ながら期待していた緑色型ではなく、濃青色型(関東地方)だったが。

以下、2010年5月21日と28日の違う日と場所で観察したオトシブミ作りの様子。

↓茎に切り込み。
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↓葉を足で手繰り寄せながら巻いていく。
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以下の2枚は写真横転
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↓巻き終わり。写真横転。
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葉っぱを2枚以上重ねるときの作業が見られなかった。
by 2008oharu | 2010-05-29 22:15 | 甲虫 | Comments(4)

オトシブミを求めて ③

この子は誰?

シデ(クマシデ?)と思われる葉の上に明るい茶色のオトシブミがいた。

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何だろうと「オトシブミハンドブック」と取り出していると、いかにも昆虫博士風の方(名刺をいただいたので、拝見するとたくさんの肩書きを持たれた研究家のようだ。)が通りかかって、「ルイスアシナガオトシブミ」ですとおっしゃった。
見ている間に頭上から揺籃が落下してくる。別の個体がいて、作業していたらしい。

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その方としばらくお話をしてお別れし、再度ハンドブックで確認すると、なんとルイスアシナガオトシブミは、足や頭・腹などが黒はずなのに、私がみたものは全身が茶色い。
(その方は、考えてみると虫そのものをよくご覧になったわけではなく、茶色いという特徴から判断されたのだ。)
ハンドブックを隅々まで読んで、個体差があるのかどうか調べたが、ないようだ。

あわてて他の種類を調べると、色や形はウスアカオトシブミにそっくり。
でも、ウスアカオトシブミはシデでは揺籃を作らないようだし、そもそも葉にJ字型に切り込みを入れて揺籃を切り落とさないタイプなので、落下してきた揺籃とは違うはずだ。
いや、落下してきた揺籃が、そもそもこの個体のものとは限らない…。

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そのオトシブミが葉に切り込みを入れ始めた(つまりこの葉に偶然にいたのではなく、木の葉で揺籃をつくる種類であることは間違いない。)ので、観察して確かめればよかったのだが、帰りのバスの都合もあり、ここで30分も時間を費やすことができず、断念。
落ちていた揺籃を持ち帰ろうと拾ったはずなのに、家に帰ったら見失っていた。
来年の課題がまた一つ残った。


●コブオトシブミ
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2~3箇所で見つけた小さなオトシブミ。足が茶色く体は黒い。
初めヒメクロオトシブミだと思っていたが、よく見ると後脚に黒い部分がある。
どうやらコブオトシブミらしい。コブの様子は残念ながらよく写らない。
イラクサ系の葉にいた個体もあったので、間違いないだろう。

家に帰って昨年見たヒメクロオトシブミの写真を確かめてみたら、これもどうやらコブオトシブミの間違いだったようだ。

その他、虫本体は見つからなかったが、揺籃らしきものはいくつか見つけた。

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上の揺籃は、刃先が揺籃の胴部に巻きつく型なので、ハンドブックによればマルムネチョッキリらしい。

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こちらはハマキチョッキリの仲間の揺籃か。

虫は見つからなくても、いろいろ推理するのも楽しいものだ。
この林道は蝶が多く見られることで有名だが、がオトシブミの宝庫でもあることがわかった。
遠いのでゆっくり時間がかけられなかったことが悔やまれる。
by 2008oharu | 2010-05-20 11:11 | 甲虫 | Comments(8)

オトシブミを求めて ②

裏高尾の林道遠征の続き。

●ヒゲナガオトシブミ
この林道の両側には実にたくさんのアブラチャンが生えているので、
アブラチャンを好んで揺籃をつくるヒゲナガオトシブミもたくさん見られる。
(昨年も5月11日に来たときに、ヒゲナガオトシブミが揺籃を作っているところを見た。)
今回もぜひ一部始終を観察しようと探してみる。

↓ヒゲナガオトシブミのオス。2010年5月17日。裏高尾の林道にて(以下すべて同日同場所)
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エゴツルクビオトシブミとよく似ていて、オスの首が長い。
↓ヒゲナガオトシブミのメス。
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そして、揺籃の作り方もほぼ同じ。

まず、選んだ葉の葉柄に切り込みを入れる。
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主脈に傷をつけて曲げやすくした後、二つ折りにする。
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ここでちょっと油断して昼食を食べている間に、いつのまにかオスが来てマウント。
既に巻き終わりそうになっていたのであわてた。
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最後に葉の表を引き寄せるようにしてかぶせる。
このときオスは離れた。
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下の部分や横を点検するように移動した後、切り離し作業を始める。
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切り離し成功。オスがやや離れたところで見ていた。
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この切り離す作業がエゴツルクビオトシブミと違う点だ。

この間の観察時間は33分。結局油断したため、
オスが飛来したときの様子や産卵の様子をまたもや見損なう。
しかし、予想以上に作る時間は短い。

ヒゲナガオトシブミはオスが8~12mm、メスが8~9mm。
by 2008oharu | 2010-05-19 10:56 | 甲虫 | Comments(2)

オトシブミを求めて

ちょっと遠征。

●ルリオトシブミの仲間
イタドリにつくられる別のオトシブミを探していたのだが、こんなものが見つかった。
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イタドリの葉が細長く切り取られてぶらさがっている。
そして、その切り取られた部分に小さな黒っぽい虫がついているではないか。
あわてて「オトシブミハンドブック」を取り出して確かめると、ルリオトシブミの仲間らしい。
イタドリでオトシブミを作るルリオトシブミの仲間は、ルリオトシブミとカシルリオトシブミのどちらか。
切った葉の形と虫の色合い(前胸が金色っぽく見える)からカシルリオトシブミに似ているが、確証はない。
何しろ3~4mmの大きさなのだ。

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風で葉は揺れるし、虫は動くし、小さいしで、ぶれぶれの写真ばかり。
さすがのリコーR8もやや役不足。

しばらく観察する。
まず、葉裏を表に抱き込むようにして二つ折りのくせをつける。
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先端の部分から織り込み始める。
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開いている部分の方から丸める。
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山の方から丸める。
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最後に切り落とすはずなのだが、時間切れでここまでしか観察できなかった。
ほぼ20分ぐらいの作業だった。
揺籃を作る時間は思いのほか短い。

私が見ている間には、オスの姿はなかった。
巻き終わってから交尾するはずもないので、私が見つける前に交尾して飛び去ったのだろうか。
卵はたぶん巻き始める前に産みつけたはずだが、観察しているときにはわからなかった。

カシルリオトシブミは、「カシ」という名前がつくが、カシ類に揺籃をつくることは稀だそうだ。
葉の反対側も同じような形に切れていたので、すでに揺籃を作って切り落としたのかもしれない。
地面を探してみたが、残念ながら見つからなかった。
by 2008oharu | 2010-05-18 23:20 | 甲虫 | Comments(0)

近所の公園で見かけた昆虫についての雑記帳


by 2008oharu
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