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春はモンシロチョウから

早春には成虫越冬蝶も活動を始めるし、コツバメなどのスプリング・エフェメラルも飛び始めるが、「春が来た」と一番感じさせるチョウは、実はごく普通種の誰でも知っているモンシロチョウだと思う。モンシロチョウは春の明るい光に満ちた草原が似合うからだろうか。

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今年のモンシロチョウの初見は3月の上旬だったが、写真には撮れなかった。
自転車で道路を走っているとき、いきなりひらひらと飛んできて、行ってしまったからだ。
その後も天気がよくて暖かい日には、やはり元気よく飛び回ってはいたが、なかなか止まらず、カメラには収まってくれない。

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飛んでいるモンシロチョウを無理やり撮った1枚が上。

考えてみると、ここへ行けばモンシロチョウが必ず見られるというような場所が年々減ってきている。
ちょっとした生産緑地に植えられたアブラナとか、ちょっと前までよく植えられていたムラサキハナナとかが、だんだん少なくなってきたからかもしれない。

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上は、かろうじて残る生産緑地のアブラナに来たモンシロチョウ。さすがにここでは数頭のモンシロチョウが飛び回っていた。これらはほとんど♂のようで、♀を求めて飛び回り、なかなかじっくりとは止まらない。

そんなある日、やっと♀を見つけた。
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ユキヤナギに止まっている春型の♀。白い花に白いチョウで、止まると探すのが大変だ。
しかし、すぐそばで♂がしきりに♀に求愛を始めたので、それとわかる。
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よく見ると、やはりメスは腹の先を上に向ける交尾拒否姿勢をしている。
この様子をあわてて動画で撮ってみた。


こんな具合で春の使者と感じる第1化目の新生モンシロチョウは熱心に探して撮るのだが、2化目、3化目になると、「なんだモンシロチョウか」と思って撮らなくなってしまう。
ごく普通のチョウのモンシロチョウが、普通に見られる環境がいつのまにかなくなってしまうようなことがありませんように。

by 2008oharu | 2019-03-31 23:08 | | Comments(0)

早春の蛾たちから 2019

地元産の早春の蛾たちから

オカモトトゲエダシャク(3月6日)
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地元でオカモトトゲエダシャクの成虫を見たのは久しぶりだ(3年ぶり)。いや、毎年のように目にしていた幼虫さえ、最近はほとんど目にしない。年に1度早春に成虫になる蛾だし、なかなか特異な形、きれいな色をしているので、見られるとうれしい。あるネット上のサイトでは、メスはなかなか見られないとあるが、私が今までみたものはメスが多いような気がする。
このような形なので、全体にピントを合わせるためには深度合成が必要なのだが、敢えて試みていないので、どうしても一部ピントがぼけてしまうが、それも自然ということで。

トビモンオオエダシャク(3月11日)
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柵の上に木の棒が置いてあるので見たら、トビモンオオエダシャクがいた。お仲間が見つけたようだ。トビモンオオエダシャクの幼虫はほぼ毎年見ているが、成虫はなかなか見つけられない。私がチェックしているような目立つ場所にはあまりいないからなのかもしれない。この地元の公園で目にしたのは実に5年ぶりだった。(他所では昨年も見ているが。)これも早春限定の成虫なので、見られてうれしい。

アトジロエダシャク(3月6日)
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交尾(3月10日)
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アトジロエダシャクは逆に、毎年目にしない年はないほどの普通種だが、やはり春限定なので、これを見ると「春が来た」と感じる。

その他
カバキリガ(3月15日)
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地味だがこれも早春の蛾

ブナキリガ
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同じ場所にいて、初め同じカバキリガかと思ったが、よく見たらブナキリガのようだ。


正真正銘のスプリングエフェメラル「イボタガ」に出会いたいが、地元にはいないし、ここへいけば見られるという場所も把握していないので、可能性は薄い。



by 2008oharu | 2019-03-23 09:18 | | Comments(0)

2月の蛾から 2019

ヒロバフユエダシャク

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ヒロバフユエダシャク(オス)を最初に見たのは実は1月末だったが、それは奔りだったようなので、2月の蛾ということにしておく。

ヒロバフユエダシャクのメス
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メスはかなり遅くまで見られた。

そして、ヒロバフユエダシャクの交尾(初見)
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フユシャクの多くは夜行性なので、昼間に観察している私は、めったに交尾を見ることができない。それでも夜に交尾したペアが午前中までつながっている場合もある。この日はとても寒い日だったからか、午後から見に行ったのに、まだ交尾態勢のままだった。(他のフユシャクたちも交尾中のものが多かったので、寒いと交尾態勢のまま動けないのかもしれない。)

シモフリトゲエダシャク(オス)
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2月9日観察。シモフリトゲエダシャクはこのオス1頭しか見られなかった。
そして、地元の公園のフユシャクはどうやら今季はこれでお終いのようだった。

キノカワガ
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成虫越冬のヤガ。樹木の幹に止まっていると見事なカモフラージュになるが、建物の壁では効果なし。

ブドウトリバ
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これも成虫越冬。

ホソバトガリエダシャク
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2月26日。これは春の蛾なので、ふつうは3月に見られることが多いが、今年は春が早いのかもしれない。



by 2008oharu | 2019-03-14 21:17 | | Comments(0)

近所の公園で見かけた昆虫についての雑記帳


by 2008oharu
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