赤星のあるアカボシゴマダラ

16日、上水を歩いていた時、上水からふわっと出てきた蝶があり、
初めの印象は、アサギマダラのようだったが、すぐにアカボシゴマダラだろうと思った。
飛んでいった方向にはエノキの大樹がある。
産卵しに来たかとあちこちさがしたが、木が大きすぎて見切れず、確認できずに終わった。

そして今日、少し上流のエノキをふと見ると、幼虫がいた。
背中の突起が4対あり、角の感じもアカボシゴマダラのようだ。
↓上水縁の幼虫。
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幼虫を見ていると、アカボシゴマダラの成虫が現れ、
そのエノキの上の方に逆さに止まって、産卵し始める。
↓エノキに産卵中のアカボシゴマダラ。
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赤星の見えない白い春型とちがい、しっかり赤星がついているのも見て取れた。

そばのエノキに普通のゴマダラチョウも2頭現れたが、改めて大きさの違いも実感させられる。
今後の展開がますます気になってきた。

前のアカボシゴマダラの記事
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# by 2008oharu | 2008-07-22 01:53 | | Comments(0)

コミスジの幼虫を求めて

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2008年6月14日、善福寺公園で、こんな幼虫を見つけて写真に撮った。
家に帰って図鑑を見ると、なんとコミスジの幼虫に似ている。
ネットで調べてみても、やはりコミスジの幼虫のようだ。
今までコミスジはたくさん見てきたが、その幼虫を見たのは初めてだ。
翌日同じところへ行ってもっとよく調べようと思ったが、残念なことに見当たらない。

私の持っている昆虫図鑑には、コミスジの食草はハギとある。
しかし、善福寺の幼虫がついていた葉はハギではない。
最近よく見かけるつる性の植物なのだが名前がわからなかった。
その後人に聞いたりネットで調べたりして、ヤブマメらしいとわかった。
そして、しばらくヤブマメを見つけるたびに、幼虫をチェックしたが、見つからなかった。

6月27日に高尾の森林科学園に行った。
そこでなんとなく藪をチェックしていると、なんとまた幼虫を発見。
同じくヤブマメについている。

もう一度ネットでいろいろ検索してみると、コミスジはクズの葉も食草とすること、
そして、食痕が特徴的であることがわかる。
それで、ヤブマメばかりでなく、クズの葉もチェックするようにした。

しばらく何の成果もなかったが、幸運は忘れた頃にやってきた。
7月15日、クズの葉でネットで見た食痕を発見。
幼虫は虫眼鏡で見ないとわからないような小さなものだったが、確かにいる。
↓クズの葉の幼虫。善福寺。2008年7月15日。
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そして、ヤブマメにも同じような食痕と幼虫を、次々に発見できるようになった。
また、玉川上水縁でも見つけられた。
幼虫は少しずつ大きくなり、初めに発見した姿に近づいてきている。
↓7月18日
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↓7月20日
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そしてさらに、蛹も発見。
↓コミスジの蛹。善福寺。2008年7月20日。
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前のブログにコミスジの幼虫を見てみたいと書いたが、それがやっとかなえられた。
前のコミスジの記事

図鑑には食草はハギとしか書いてなかったが、ハギもヤブマメのクズもマメ科の植物で、コミスジはかなり広範囲に食草を選んでいることも確かめられた。
珍しい昆虫を発見するのも楽しいが、こうして、身近な昆虫の生態を自分で見つけていくのもなかなか楽しいものだ。
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# by 2008oharu | 2008-07-20 22:40 | | Comments(0)

オオムラサキ、リベンジ

オオムラサキ・センターへのプチ遠征は不満足に終わった。
しかし、高尾でも羽化が始まっていると聞いて、天気の回復を待って行ってみた。


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↑すぐにコナラの樹液を吸っているオオムラサキが目に入った。
しかし、翅を閉じているのでオスだか、メスだかわからない。
時々もう1頭飛んでくるが、一回りして止まらずに行ってしまう。
さらにアカタテハが来て、樹液を吸っている個体も飛んでいってしまった。
ちょっと諦めモードに入った頃、再び飛んできた個体は、
カンブンなどを追い払いように翅を開いたり閉じたりしたので、やっとオスだとわかった。

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↑オオムラサキのオス。

自然な状態のオオムラサキが見られて、暑い中高尾まで行ったかいがあった。
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今日は結局オオムラサキに関してはオスしか見られなかったが、
樹液には、カナブンのほか、スミナガシ・アカタテハ・ルリタテハなど豪華メンバーが訪れていた。
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# by 2008oharu | 2008-07-19 21:46 | | Comments(0)

エサキモンキツノカメムシの孵化

子守カメムシ、エサキモンキツノカメムシの卵が、母親カメムシに守られて無事に孵化した。

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↑エサキモンキツノカメムシの孵化。2008年7月17日。善福寺公園。
孵ったばかりの幼虫は、親の腹の下に固まっている。
親はやはり、カメラのフラッシュを浴びても、微動だにせず、子守を続けている。

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↑2008年7月18日。
同じカメムシを見に行ったら、幼虫は色がつき、少しバラけてきている。
2令幼虫になったのだろう。
母親の役目はそろそろ終わりだろうか。
産卵から幼虫が親から離れるまでの10日間ぐらい、親はまったく餌を口にしていないそうだ。
幼虫たちが移動したあと、やっと親も餌を汁を吸うらしい。

問題は、この親が産卵した葉は、幼虫が好むミズキではないということ。
フェンスに巻き付いたつる性の植物なのだ。
幼虫たちは、このあとどこへ移動していくのか。

エサキモンキツノカメムシの前回の記事
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# by 2008oharu | 2008-07-18 20:30 | カメムシ | Comments(0)

ベッコウハゴロモ

ベッコウハゴロモとアミガサハゴロモの幼虫の違いがどうもわからない。
図鑑やネットで写真を見ても、同じように見える。
善福寺公園の上池と下池の連絡水路には、毎年幼虫がたくさん見られるので、
いつ頃成虫になるか観察してきた。

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↑ハゴロモの幼虫。

とても奇妙な幼虫である。
後ろについているのは、ろう物質からなる綿毛のようなもの。
遠くから見ると、植物の綿毛のように見えるので、目くらまし効果になっているのかもしれない。
よく見ると、頭や胴体はカエルのような感じで、確かにハゴロモの成虫に似ている。

↓ハゴロモの幼虫集団。善福寺。2007年7月19日。
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そして、今日、羽化したベッコウハゴロモの後ろに、幼虫の脱殻がついていた。

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↑ベッコウハゴロモの羽化。

少しはなれたところに別のベッコウハゴロモの成虫がいたので、たぶん、ここにいる幼虫たちはベッコウハゴロモの幼虫だと思っていいだろう。

ちなみにアミガサハゴロモは玉川上水縁で最近羽化していた。
下はめずらしく下翅を見せているアミガサハゴロモ。2005年7月24日。
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そして、一番きれいなのが、スケバハゴロモ。
初めて見たときは、こんなきれいな虫がいるとは!と驚いた。
このハゴロモの幼虫はベッコウハゴロモとは少し違うようだが、まだはっきり確かめられていない。

↓2004年8月14日。スケバハゴロモ。
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ハゴロモ類はちょっと見蛾のようにも見えるが、セミ・カメムシの仲間。
植物の汁を吸ってひっそりと生活している。
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# by 2008oharu | 2008-07-17 22:32 | その他の昆虫 | Comments(0)
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近所の公園で見かけた昆虫についての雑記帳


by 2008oharu
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