正月もフユシャク フユシャク亜科編

この冬、私が初めてウスバフユシャクを目にしたのは1月6日のこと。例年より少し遅いような気がするが。
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下は桜の木の根元で羽化したての個体。

13日、交尾後のペア
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19日にも交尾後と思われるペア
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フユシャク亜科の仲間は、昼間でもこ交尾中のペアが見られることが多い。
フユシャク亜科の仲間のメスは、単独でいるとなかなか識別ができないが、交尾中であれば間違いはないはずだ。

16日にはウスモンフユシャクのペアも見た。
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交尾初期は、メスがオスの翅の下に隠れていることが多く、見落としやすい。上は少し見え始めているのでわかる。
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同一ぺアをメス側に焦点を当てて撮ってみる。あまり特徴はわからないが。
19日にも交尾ペアがいた。
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こちらは交尾後半で、メスの体がかなり現れてきている。

クロテンフユシャクは15日に発見
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20日にも見つけた。
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交尾ペアはまだ見つからない。

最後に、クロバネフユシャクの交尾ペア(19日)
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クロバネフユシャクを見たのは久しぶり。
メスの方に焦点を当てる。
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シロオビフユシャクのメスに比べて、やはり黒っぽい。
このメスはまるまるしていて、卵をいっぱい持っていそうだ。

平地で見られるフユシャク亜科には、他にホソウスバフユシャクというのがいるらしいが、私は未だ確認できない。後半に出てくるそうなので、今年も注意して見ていきたい。





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# by 2008oharu | 2018-01-24 22:33 | | Comments(0)

正月もフユシャク ナミスジフユナミシャク編

正月も後半になってしまった。大した写真も撮っていないのでなかなか気がのらないが、いくらなんでもそろそろ更新しないと…。

昨年末最後に現れたのはナミスジフユナミシャクのオスだったが、正月もまずはナミスジフユナミシャクでスタート。

1月2日、オスは建物の壁に、メスは木柵で見つかった。

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次の日も同じような場所でオスとメス
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という具合に観察した日はだいたいいつもどこかにナミスジフユナミシャクが見つかる。
この3日に見つけたオスは、6日にも同じ場所にいた。向きが少し変わっている。
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同じ場所で少し動いただけなのか、夜に活動して、また元の場所に戻ったのか。飛べないメスはともかく、オスも同じ場所に何日か居続けることが多いのが不思議だ。

その後もオスはだいたい建物内、メスは木柵や擬木柵にいることが多かった。
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ナミスジフユナミシャクの交尾は夜に行われるのだろう。昼間にしか観察したことがないので、交尾は見たことがないが、産卵しているのはときどき見る。

今年は13日に産卵しているメスを見た。
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ただし、産卵場所は擬木柵。本来は幼虫の食樹に産卵するのだと思う。
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二日後の卵。擬木柵に産み付けられた卵はたいてい鳥か何かに食べられてしまって孵化まで観察できたことはない。今年はどうなるだろうか。

ナミスジフユナミシャクのピークはそろそろ終わり。今はウスバフユシャクなどが全盛だ。

ということで、遅ればせながら今年もよろしくお願いします。




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# by 2008oharu | 2018-01-23 20:44 | | Comments(0)

12月の蛾から その他のフユシャク

イチモジフユナミシャク以外のフユシャクについて。

クロスジフユエダシャクは、12月半ばごろまでオスがひらひら飛ぶのが見られた。
単独のメスはみき♂さんが教えてくれた個体のみ。
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次に見つかったのは、クロオビフユナミシャクで、私が見たのは12月7日が初めて。
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この個体は、数日間同じ場所にいた。
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こちらは20日に見た個体。背景のフラッシュの光を取ろうとしたら、不自然になってしまった(汗)。
メスは、やはり12月13日にみき♂さんが教えてくれた個体のみ。
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チャバネフユエダシャクは、20日にやっとオスが見られた。
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模様にはかなり個体差がある。下の個体はやはり3日間ぐらい同じ場所にいた。
メスは22日に見つけた。
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この個体も数日同じ場所に。
別の個体
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チャバネのメスは、結局この2個体しか見ていない。今年は少なめ。

年末の28日になって、やっとシロオビフユシャクを見つける。
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同じ日、近くでメスも見つけた。
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また、この日はナミスジフユナミシャクもいた。
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私がこの冬地元で目にしたフユシャクは、これで打ち止め。総じて個体数が非常に少ない。
1月にはウスバフユシャクが見られるはずだが、他のフユシャクはどうだろうか。

また来年。



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# by 2008oharu | 2017-12-31 17:22 | | Comments(0)

12月の蛾から イチモジフユナミシャク編

12月も蛾の出が悪い地元の公園だったが、イチモジフユナミシャクだけは例年に比べて多かった。

今年最初に成虫を見たのは12月20日のこと。オスが擬木柵についていた。
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翌日は2頭に増えていたが、そのうちの1頭は前日と同じ個体のようだ。
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向きが少し変わっているが、だいたい同じ場所にいた。夜の間に一度飛んでまたここへ戻ったのか、あるいはずっとこの位置にいて少し動いただけなのか。トイレなどにいる個体も、何日も同じ場所にいることが多い。
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少し線が細いもう1頭。22日も同じような場所にいた。

23日、メスが見つかった。
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お腹がパンパンに膨らんだきれいなメスだ。
24日にもメスがいたが、翅に入る線が違うので別個体かもしれない。
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この日もオスは2個体見つかる。
そして26日には、みき♂さんから連絡があって、メスが4個体いるという。
そのうちの1頭は翅がよく伸びていなかった。
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翌日もメスが2個体
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そのうちの1頭。やはりお腹がすごく膨らんでいる。
そして、28日には、なんとオス3個体、メス5個体(そのうち1頭は死んでいた)見つかった。
クモの糸にからめられて死んでいた個体
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これらのイチモジフユナミシャクは、だいたい同じ場所で見つかる。特に飛べないメスは、大きく分けると2か所で発生しているようだ。イチモジフユナミシャクの食草はケヤキとかソメイヨシノらしいので、それぞれ1本の木から発生した兄弟たちなのかもしれない。

これだけの期間続けて同じような場所にメスがいたわけだが、擬木柵に卵が産みつけられている様子はなかった(と思う)。メスたちは、交尾後移動して産卵したのだろうか。

イチモジフユナミシャクの幼虫はとても地味な緑色のイモムシのようだが、まだはっきり確認していない。来春はこのあたりをもう少し丁寧に探して確認したいものだ。






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# by 2008oharu | 2017-12-30 14:10 | | Comments(0)

昆虫たちの越冬準備 イトトンボ編

10月下旬、観察仲間の方から、地元の公園(三鷹市)でホソミイトトンボを発見と連絡を受けた。私はプチ遠征中だったので、駆けつけられなかった。
地元ではホソミオツネントンボは何回か目にしているが、ホソミイトトンボは他所でしか見たことがなかった。
発見された場所は、やはりシジミチョウたちが越冬する南側に面した日当たりのよい場所らしい。私も見て確かめたいと、公園に行くたびにそのあたりをチェックしていた。
そして、11月2日、それらしきトンボがいるのを発見。

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確かに、ホソミオツネントンボではなく、ホソミイトトンボだ。
ホソミイトトンボは、日当たりのよい一角で、ちょっと止まっては飛び、またちょっと止まっては飛ぶ動作を繰り返していた。色は越冬色に変わっていたが、この時期でもまだ虫がいれば捕食するのだろうか。
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次の日、別のお仲間とまたその場所で探していると、再び現れてくれた。
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さらに翌日、また別のお仲間を案内して、探す。そこで現れたイトトンボを撮って、家に帰ってよく見たら、なんか、お腹が太い。模様も違う。
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これは、ホソミオツネントンボではないか!
あわてて、2~3日間に撮った写真をもう一度確かめると、やはり1匹ホソミオツネントンボが混ざっていた。
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11月2日撮ったもの(写真が酷いのでわかりづらいが)

というわけで、今年は地元の公園で2種のイトトンボが越冬しようとしていることがわかった。その後目にする機会はないが、春までどこかにじっと潜んでいるのか、それとも暖かい日には現れるのか。あるいはもっと暖かいところへ行ってしまうのか。無事に越冬してほしいものだ。




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# by 2008oharu | 2017-12-21 11:22 | 蜻蛉 | Comments(0)
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近所の公園で見かけた昆虫についての雑記帳


by 2008oharu
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